このような大きな業界で働く中で陥りやすい落とし穴のひとつは、数多くの提携先パートナーと繋がる際に、個人レベルの一対一のやり取りができなくなることです。
世界トップクラスのブランドや代理店によって実施された何千件にわたるインフルエンサーキャンペーンを観察すると、アウトリーチ戦略を成功に導く一貫した指標があることがわかりました。ここでは、オーディエンスとのつながりとコンバージョンをもたらすインフルエンサーメッセージング戦略を構築し、規模を拡大するためのヒントをいくつかご紹介します。
まずはブランドアフィニティでクリエイターを絞り込む
マーケティング担当者がインフルエンサーにアプローチする前にできる最善のことの 1つは、データ主導のリサーチです。キーワード検索をして、どのインフルエンサーが自社ブランド(または競合他社)についてオーガニックに言及しているかを確認することもできます。もしくは、さらに一歩進んで、自社ブランドやターゲットオーディエンスと類似するインフルエンサーをテクノロジーで探すこともできます。
アフィニティ データを活用すると、ブランドや製品を好む傾向にあるオーディエンスを持つインフルエンサーを特定できます。アフィニティとは、特定のプロフィールが別のプロフィールとどの程度重複しているかを指し、クリエイターとオーディエンス両方のアフィニティを測ることができます。 アフィニティについて、またアフィニティがキャンペーンの成功にどのような影響を与えるかについて詳しく知りたい方は、YouTubeでTagger Tipをご覧ください。
多数のインフルエンサーに問い合わせる場合はテンプレートを活用。ただし個々に内容を調節すること
多数のインフルエンサーに連絡を取る場合は、範囲を拡大するために必要なツールを用意することが重要です。テンプレートは、マーケティング担当者が複数のインフルエンサーにメッセージを効率的に一斉送信する上で役立ちますが、インフルエンサーがそのメッセージに定型文のような印象を持つと、良い開封率や返信率にはなりません。
開封率や返信率を高める簡単な方法は、テンプレート内で各インフルエンサーに合わせて内容を調節できる箇所を1つから3つまで選び、そのインフルエンサーの作品やコンテンツを明記することです。例えば、「7月にフィードで弊社をタグ付けいただいたため、連絡を差し上げました」、「最近あなたが実施されたXのキャンペーンは素晴らしいものでした」、「Yについてあなたがシェアしたあの言葉に本当に考えさせられました」、「Zの認知度を高める活動に本当に感謝しています」、「チーム全員があなたの愛犬ルーファスに夢中です」などです。
内容が何であれ、その個人に関わるメッセージにすることで、インフルエンサーにただのスパム会社ではなく、実際の担当者と対話していると感じさせることができます。
ブランドの一貫性を保つために連絡手段にブランド名を加える
これは、アウトリーチ戦略のより技術的な側面であり、返信率とROIに大きな違いをもたらします。つまり、Taggerの合理化されたインフルエンサーマーケティングプラットフォーム上でメッセージを書き、送信し、返信しているにもかかわらず、インフルエンサーはあなたがメッセージの内容を書き、メールを送信したような印象を持つのです。
見知らぬドメインから届いたと思われるメッセージは、スパムとしてマークされたり、単に無視される場合があります。Taggerをご利用いただいているお客様も、カスタマイズしたフッターや署名を追加して成果をご実感いただいています。インフルエンサーとのコミュニケーションを個々に関連する内容にしたり検証するため、常にあらゆる機会を活かすと良いでしょう。
成功するインフルエンサーへのアウトリーチ戦略の共通点は、大人数に連絡を取りながら、各インフルエンサーに関連する内容を取り入れることができていることです。
テクノロジーを活用してアウトリーチ戦略の状況を管理しながら、ROIをもたらす可能性が最も高い優秀なクリエイターに連絡を取りましょう。ただし、クリエイターとのつながりを構築するため、メッセージで各クリエイターに関連する内容を必ず含めるようにしましょう。
Taggerの合理化されたCRMでどのようにインフルエンサーとのコミュニケーションを効果的かつ効率的に維持できるかにご興味がある方は、 デモをリクエストする をクリックしてください。